メーリングリスト

[ml] 走査プローブ顕微鏡による表面・界面研究：基礎と応用(11/13)のお知らせ

対象：会員および一般

速報発信者；中村雅一（奈良先端大）

応用物理学会薄膜・表面物理分科会が主催する下記の基礎講座が開催されます。
この分野の大家の先生方を講師にお迎えし、走査型プローブ顕微鏡という装置の根本についてしっかり学べるとともに、走査型プローブ顕微鏡の最新事情もまとめて聞くことができる機会です。
皆様のご参加をお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　記

＜日本表面真空学会協賛＞
応用物理学会薄膜・表面物理分科会第53回薄膜表⾯基礎講座
「走査プローブ顕微鏡による表面・界面研究：基礎と応用」

開催日時：2024年11月13日（水）
開催場所：早稲田大学西早稲田キャンパス森村市左衛門記念会議室
＊ハイブリッド開催

走査型プローブ顕微鏡が普及し始めてからおよそ30年が経過しており、すでに定番の形状／物性評価法として広く使われています。それに伴って二つの問題が生じているように思われます。一つは、ユーザーフレンドリーな市販装置が普及するに従って、しくみを理解しないまま使う学生が増えてきているという点、もう一つは、新しい測定法の開発やこれまで出来なかったことができる新装置の開発が止まったわけではないのに、最新事情が幅広い分野の研究者／技術者に届きにくくなっているという点です。そこで、今一度走査型プローブ顕微鏡という装置の根本についてしっかり学べるとともに、走査型プローブ顕微鏡の最新事情もまとめて聞くことができる機会として、本基礎講座を企画しました。

9:50-10:00　開会
10:00-10:55　山田啓文「原子間力顕微鏡の基礎とその応用展開－装置構成から最新の測定手法まで－」（55分）
10:55-11:40　杉本宜昭「超高真空中FM-AFMの基礎とその応用展開」（45分）
11:40-13:00　休憩
13:00-13:45　安藤敏夫「高速AFMの基礎からバイオ応用まで」（45分）
13:45-14:30　菅原康弘「光誘起力顕微鏡と静電気力顕微鏡の最近の展開」（45分）
14:30-15:00　休憩
15:00-15:45　重川秀実「時間分解SPM技術の開拓-基礎から展望まで」（45分）
15:45-16:30　長谷川幸雄「スピン偏極STMと走査トンネルポテンショメトリの最近の展開」（45分）
16:30-17:15　花栗哲郎「低温強磁場STMによる物性研究の最近の展開」（45分）
17:15-17:20　閉会
（講師敬称略）

参加費：
分科会会員：10,000円、応物・協賛学会会員：15,000円、学生：無料、その他：25,000円
※協賛学会の会員は応用物理学会の会員価格と同じになります。
申し込み期間や方法は案内サイトをご覧下さい。
https://annex.jsap.or.jp/tfspd/kiso2024/

＜本メールは日本表面真空学会より会員の皆様宛に配信しております。＞