日本表面真空学会
2019年9月25日(水)9:00 ~17:00
2019年09月19日
機械振興会館 地下3階 B3-9号室
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 交通アクセス
日本表面真空学会では、営業職・文系の方など科学技術を専門に学んだ経験のない方にも理解できるように配慮した真空技術講習会を開催しております。数式は極力使わないで、図や動画を利用して真空技術の基礎、真空計、真空ポンプ、真空材料等について解説いたします。また、達成度試験と解説を通して、実力の定着を図ります。交流会の時間も用意します。真空技術を理解したうえで仕事ができる人材を育成する絶好の機会と存じますので、是非お申込みくださいますようご案内申し上げます。もちろん、技術職・理系で真空技術を基礎から学びたいという方の受講も歓迎いたします。
講 師
石橋 拓弥 (高エネルギー加速器研究機構)
スケジュール
8:40~ 9:00 受付
9:00~10:00 講座1; 真空技術の基礎
10:00~10:10 休憩
10:10~11:10 講座2; 種々の真空計とそれぞれの計測原理
11:10~11:20 休憩
11:20~11:50 達成度試験1; 真空技術の基礎
11:50~12:20 達成度試験1の解説
12:20~13:20 交流会 (弁当を用意します)
13:20~14:20 講座3; 種々の真空ポンプとそれぞれの排気原理
14:20~14:30 休憩
14:30~15:30 講座4; 種々の真空材料と真空部品、真空システム
15:30~15:40 休憩
15:40~16:10 達成度試験2; 真空計、真空ポンプ、真空材料、真空部品
16:10~16:40 達成度試験2の解説
16:40~17:00 質疑応答
講義の概要
講義1(真空技術の基礎)
圧力の定義や単位系、気体の状態方程式、気体分子の速度分布則、平均自由行程、気体分子と固体表面との相互作用、粘性流と分子流、排気過程、コンダクタンス、超高真空技術、ベーキングについて学ぶ。
講義2(種々の真空計とそれぞれの計測原理)
真空計の分類、全圧計、ブルドン管、隔膜真空計、ピラニ真空計、水晶摩擦真空計、冷陰極電離真空計、熱陰極電離真空計、分圧計、四極子型質量分析器について学ぶ。
講義3(種々の真空ポンプとそれぞれの排気原理)
真空ポンプの分類、油回転ポンプ、ドライポンプ、ターボ分子ポンプ、複合分子ポンプ、クライオポンプ、スパッタイオンポンプ、チタンサブリメーションポンプ、非蒸発ゲッタポンプについて学ぶ。
講義4(種々の真空材料と真空部品,真空システム)
主な真空用金属材料の特性、主な真空用有機系材料の特性、各種真空フランジ、各種真空部品、真空装置内壁表面処理技術、リークチェック、安全、環境保全、省エネルギーについて学ぶ。
達成度試験1、達成度試験2
それぞれ30分で10問の問題を解いたのち、採点により習熟度を確認する。さらにそれぞれ30分の解説で理解を深める。
30名 ※定員に達し次第、締め切ります。
受講料(消費税・テキスト料込)
(1) 日本表面真空学会個人正会員 6,000円
(2) 日本表面真空学会法人正会員、維持会員、賛助会員に属する個人及び協賛団体会員 7,500円
(3) 日本表面真空学会学生会員 3,000円
(4) 一般 15,000円
※テキストは当日配布します。
テキストは1ページあたり4枚のスライドをモノクロ印刷したものです。
カラー版テキストをご希望の方は1冊2,000円(消費税込)で頒布いたします。
※本講座申込と同時の入会申込でも会員の受講料が適用されます。
入会を希望される方は、こちらのページより入会申込手続きをお願いします。
交流会参加費: 1,000円(消費税込、弁当を用意します。名刺を20枚程度準備ください。)
申込みは終了しました。
当日受付にてお支払いください。
※なるべくお釣りのないようご準備ください。
日本真空工業会
達成度試験では関数電卓を使用します。あらかじめ使用法を習得した上で、関数電卓を持参いただきますようお願いします。ノートPCの関数電卓機能をお使いいただいてもかまいませんが、電源は用意しておりません。バッテリーでのご使用をお願いいたします。
問合せ先
公益社団法人日本表面真空学会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル5階
TEL: 03-3812-0266 FAX: 03-3812-2897 E-mail: office@jvss.jp
日本表面真空学会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル5階 TEL:03-3812-0266 FAX:03-3812-2897 Email: