日本表面真空学会

2024年12月2日(月)視聴開始　2025年1月12日(日)まで視聴可

オンライン（Google Classroom）

参加申込者にはサイト先およびアクセス手順を事前にお知らせします。
※アクセス用のフリーのGmail accountの準備を推奨しています。

　本講座では、大学で表面科学の基礎を学ぶ機会を逸した方やもう一度基礎から学び直したい方を主な対象として、表面がなぜ重要なのかを大学学部レベルの基礎知識をもとに解きほぐして解説します。
　今日、産業に密接に関わりながら表面が重要な役割を果たす領域はきわめて広範にわたっています。たとえば、触媒、電極・電池、半導体、吸着剤、センサー、光学材料、磁性材料、摩擦・潤滑剤、コロイド、化粧品、印刷などは表面の理解や制御がなくしては成り立ちません。また環境、資源、エネルギーの地球規模の諸問題では表面がますます重要になってきています。本学会では表面・界面分析の初心者や、若手の研究者・技術者を対象として、目覚ましく進歩を続ける表面・界面分析の基礎と応用を解説する基礎講座を毎年開講しておりますが、技術の背景にある物理的・化学的基礎を学ぶ機会は限られています。
　本講座では、固体物理などの専門的知識を前提とせず、表面の電子状態の起源、表面を舞台とした分子の吸着・脱離、電子状態に基づく固体触媒活性発現、さらに分子との相互作用に基づく固液界面の描像などの基礎を学べるカリキュラムを用意して、基礎講座と相補的な基礎知識を学んでいただきます。
　以下のプログラムの順番で視聴・学習いただくことを想定しております。

※１～８の各講義の内容に沿った演習問題をオンライン上で解答して提出していただきます。各回の演習問題解答後には、ポイントや解説をご覧いただけるようにします。

さらに、以下の日時は各講師がオンライン（zoom使用予定）にてリアルタイムで講義に関する質問や、演習問題に対する質問を受けます。（電子メールでの質問も可能です。）
日時：2025年1月8日（水）15:00-17:00

「ベーシック表面化学」岩澤康裕、中村潤児、福井賢一、吉信　淳　共著、化学同人　￥3,800（税別）を教科書として講義を進めます（紙冊子および電子書籍版あり）。補助的な資料を配布しますが、版権の関係で資料内の図は省略されており、教科書を参照していただく必要があります。教科書は必ず手元に準備し、参照しながら受講してください。
※教科書は各自でご準備ください。

なし

                                                   （消費税を含む）

※第77、78回表面科学基礎講座受講者は割引制度を適用します。
　受講料は表中の各金額から学生の場合1,000円、一般の場合3,000円を差し引いた額です。

こちらの申し込みページからお申込みください。
※お申込み完了後、受付完了メールが自動返信されます。
　 受付完了メールが届かない場合は、事務局までご連絡ください。

※個人用Gmailも利用可能ですが、アクセス用に新規Gmailをご準備いただくことをお勧めします。

＊お申込みに際しご記載いただきましたメールアドレスは、日本表面真空学会が主催する本件以外のセミナー・講演会などのご案内にも使用させていただく場合がございます。ご案内が不要な方はお手数ですがその旨お申し出ください。

（1）申込受付完了後、請求書をメール添付でお送りします。
（2）銀行振込をもって領収とさせていただきます。
（3）勝手ながら受講料の払い戻しは行いません。

日本物理学会、日本分析化学会、電気化学会、表面技術協会、電気学会、日本材料科学会、日本顕微鏡学会、日本材料学会、日本機械学会、日本トライボロジー学会、日本金属学会、日本分析機器工業会、日本放射光学会、日本真空工業会（予定）

＊第15回社会人のための表面科学ベーシック講座受講者は、2025年に実施する第30回、第31回表面科学技術者認定試験を無料で受験できます。受験の詳細はこちらをご覧ください。

＊本講座は、Google Classroomを用いた講義動画の配信を行う予定です。動画はGoogle Classroom上で設定されたクラウドストレージのデータにアクセスすることになります。企業によりましては、クラウドストレージのデータへのアクセスが制限されている場合がありますので、お申し込み前にご確認願います。