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■ 2016年12月23日
会誌12月号オンライン版が公開されました.
12月号は特集『最新の化学・物理イメージング』をお送りします.
分子分布や物質の物理・化学情報の分布イメージングは,高機能性材料や超小型デバイスの開発・評価,医療分野および医薬診断薬開発などさまざまな分野で今後ますます重要となっていくと考えられます。例としては顕微分光法,質量分析イメージングおよび飛行時間型二次イオン質量分析をはじめとする表面計測によるイメージングなどがあげられます。
原子間力顕微鏡を他の手法と組み合わせることで化学分布を得る試みもあります。
また,イメージングではデータ解析手法の応用も重要であり,さまざまなケモメトリックス手法が活用され,新たに開発されています。本特集号では,このようなイメージング手法について,これまでの代表的な成果を紹介するとともに,今後の展開についても示しています。近年の装置的な発展およびデータ解析分野の進歩によって,以前よりもより詳細に物理化学情報イメージングの取得が可能となっています。本特集号では,分野を横断して,関連技術を紹介することにより,物理化学情報分布イメージング技術の可能性とこれからの方向性を探る手がかりを提供したいと考えています。
連載企画安全な社会と表面科学
では労働安全衛生総合研究所,小野真理子氏による『ナノマテリアルの安全な使用に向けて』を,
また談話室
海外研究体験記では,筑波大学,奥村宏典氏による
『欧米大学の研究環境』をお送りします.
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■ 2016年11月19日
会誌11月号オンライン版が公開されました.
11月号は特集『2次元結晶シートの先端科学技術』をお送りします.
内容については趣旨説明をご覧ください.
連載企画安全な社会と表面科学
では科学警察研究所,原田豊氏による『「科学が支える子どもの被害防止」の実現のために』を,
また談話室
海外研究体験記では,大阪大学,大坪嘉之氏による
『ポスドク研究生活@フランス』をお送りします.
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■ 2016年10月23日
会誌10月号オンライン版が公開されました.
10月号は特集『走査型プローブ顕微鏡を用いた電極表面科学』をお送りします.
内容については企画の趣旨をご覧ください.
連載企画安全な社会と表面科学
では東京都健康安全研究センター,保坂三継氏による『くらしの健康とバイオフィルム』を,
また談話室
海外研究体験記では,岡山大学,門田有希氏による
『アメリカでの研究生活を 振り返って』をお送りします.
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■ 2016年9月21日
会誌9月号オンライン版が公開されました.
9月号は昨年12月につくば国際会議場で開催された第35回表面科学学術講演大会特集号のパート3で,
7件の記事(論文・研究紹介)をお送りします.
連載企画安全な社会と表面科学
では防災科学技術研究所,中村洋光氏による『リアルタイム地震被害推定システム(J-RISQ)の開発』を,
また談話室
海外研究体験記では,産総研,衛慶碩(Qingshuo Wei) 氏による
『Living Abroad』をお送りします.
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■ 2016年8月20日
会誌8月号オンライン版が公開されました.
8月号は昨年12月につくば国際会議場で開催された第35回表面科学学術講演大会特集号のパート2で,
8件の記事(論文・研究紹介)をお送りします.
連載企画安全な社会と表面科学
では医薬品食品衛生研究所,寺嶋淳氏による『細菌性の食中毒』を,
また談話室
海外研究体験記では, 菅 滋正 氏による
『足かけ43年/正味7年間のドイツでの研究体験』をお送りします.
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■ 2016年7月20日
会誌7月号オンライン版が公開されました.
7月号は昨年12月につくば国際会議場で開催された第35回表面科学学術講演大会特集号のパート1で,
7件の記事(論文・研究紹介)をお送りします.
連載企画安全な社会と表面科学
では中央労働災害防止協会,間宮直樹氏による『今日の労働災害の発生状況―労働災害発生の推移と主要産業に占める割合―』を,
また談話室
海外研究体験記では,Newcastle大,佐野奈緒子氏による
『所変わればならず人が違えば』をお送りします.
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■ 2016年6月21日
会誌6月号オンライン版が公開されました.
6月号は特集『研究論文に関わる最近の社会動向』をお送りします.
近年,大学や研究機関では研究論文その他の成果を公表することが義務化される傾向にあり,
すでに機関リポジトリを用いることで研究論文の公開が行われはじめています.
研究論文のオープンアクセスに関しては,ジャーナルの版権や著作権が考慮されるべきですが,
著作物は著作者のものであるという観点から所属機関経由での公開が認められています.
一方でジャーナルの購読費は高騰しており,オープンアクセスとの関連は複雑です.
また,研究論文に用いたバックデータも含めて公開するべきである,という
オープンサイエンスの実施も話題になっています.オープンアクセス,オープンサイエンス,
または科学論文に関する研究倫理,著作権の考え方などを,ジャーナルのeditorの方たちや,
大学や研究所の関連部局の方に解説して貰いたいと考え,この特集を企画しました.
連載企画安全な社会と表面科学
では産総研,奈良崎愛子氏による『科学技術分野における女性の活躍を目指して』を,
また談話室
海外研究体験記では, 東工大,三宮工氏による
『スイス連邦工科大への留学』をお送りします.
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■ 2016年6月9日
2016年度の
編集委員会名簿を更新しました.
本年度は会誌編集委員46名,電子化委員7名,事務スタッフ2名の体制で会誌をお送りします.
よろしくお願いします.
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■ 2016年4月21日
会誌4月号オンライン版が公開されました.
4月号は特集『実用表面分析の最前線』をお送りします.
表面分析(AES, XPS, SIMS)は,表面科学本学会の根幹をなす分野であり,
学会設立時から基礎講座を通じてその重要性は,周知されています.
しかし,実験室レベルの表面分析にスポットを当てた特集は,意外に企画されていません.
(表面分析を特集すると,放射光を利用したものが中心になりがちです.)
最近の表面分析は,花形であったD-SIMSに代わりTOF-SIMSとXPSが話題の中心になっています.
本特集では,多くの皆さんが実験室レベルで利用している市販表面分析装置の最新の話題を
お知らせしたいと考えました.
本特集では,日常的に表面分析装置を操作されていらっしゃる比較的若い方に執筆を
お願いしましたので,難しい用語が比較的少なく,肩の力を抜いて読んでいただき,
最新の表面分析を身近に感じていただけると思います.
連載企画安全な社会と表面科学
では交通事故総合分析センター,西田 泰氏による『交通事故の防止と被害軽減のための交通事故統計分析』を,
また談話室
海外研究体験記では, レンヌ第一大学,畑田圭介氏による
『イタリア,フランス,スペインにおける15年に渡る研究生活』をお送りします.
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■ 2016年4月18日
『投稿規程』が
2016年4月16日付で改訂されました.
会誌へ論文記事を投稿する際は,新しい投稿規程をご参照くださるようお願いします.
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■ 2016年3月23日
会誌3月号オンライン版が公開されました.
3月号は特集『シリコン最新技術の高感度画像センサへの展開』をお送りします.
わが国の半導体技術が苦戦している中で,CMOSセンサなどの高感度撮像素子が,
近年急速に発展し,世界を席巻しています.その素子技術を基盤で支えてい
るのがゲッタリングなどのシリコン最新技術です.本特集号では,最新のシリ
コン結晶成長技術と評価技術を,表面科学の観点から深く掘り下げ,解説します.
連載企画安全な社会と表面科学
では建築研究所,萩原一郎氏による『建築物の火災被害軽減に向けた取り組みと課題』を,
また談話室
海外研究体験記では,広島大,宮本幸治氏による『ドイツの生活と研究』をお送りします.
(お詫び)
会員の皆様に郵送された冊子版3月号において,印刷所の不手際により134,138,144ページの一部に
文字が不鮮明な部分が発生してしまいました.ここに謹んでお詫び申し上げます.
なお,134,138ページを含む記事のPDFファイルは,アクセスフリーでJ-STAGEアーカイブから
ダウンロードできますのでご利用ください.
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■ 2016年2月23日
会誌2月号オンライン版が公開されました.
2月号は特集『放射光を用いた電池および燃料電池の研究』をお送りします.
本特集は,第36巻第2号「水素の作り方」および第36巻第11号「水素の取り扱い方」に続いて,
電極表面科学研究委員会により進められました.
電池および燃料電池には,原子・分子レベルで進行する電気化学反応だけでなく,
電子移動・物質移動・熱拡散といったミクロン・ミリメートルスケールでの解析が重要となりますが,
放射光を用いた各種測定はこういったマルチスケールでの階層的な過程を扱うのに適しており,
利用の拡大が予想されます.
本特集では,産学官の第一線の研究者に解説記事の執筆をお願いし,電池および燃料電池の基礎から
実用化まで幅広いスペクトルをカバーするようにしました.
本特集が,会員の電極表面科学に対する興味を増すことにつながれば幸いです.
第36巻第6号「表面科学新世代を築く次世代放射光源」で述べられたように,
日本における放射光施設のさらなる充実が期待されるところです.
新連載企画安全な社会と表面科学
では明治大学,市川宏雄氏による『社会を取り巻く安全・安心』を,
また談話室
海外研究体験記では,山梨大学,山本真幸氏による『ハンブルク滞在記』をお送りします.
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■ 2016年2月9日
『執筆の手引き』
を2016年2月6日付で改訂しました.
今後,会誌記事を執筆する際には新しい執筆の手引きを参照するようにお願いします.
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■ 2016年1月26日
会誌1月号オンライン版が公開されました.
1月号は特集『光電子分光の新展開』をお送りします.
世界中の電池,触媒,スピントロ二クスなどの開発分野において,昨今,表面科学の
伝統的分析手法である光電子分光に熱い注目が集まっています.その典型的な利用法
である物質の化学種同定や電子構造決定に加えて,最近ではナノ領域での空間分解測定や,
デバイスや触媒反応の動作環境におけるリアルタイム測定(“オペランド”観測)が
できるようになり,現在燃料電池,太陽電池,そして触媒反応の開発に積極的に使用されつつ
あります.また,光電子分光のスピン分解及び時間分解測定においてもごく最近になって
技術革新があり,トポロジカル絶縁体物質のスピン状態や非平衡系における
電子ダイナミクスなど,表面系を舞台に従来困難とされていた物性科学の基本問題にも
取り組めるようになってきました.これにより,将来の高速電子デバイス,スピントロニクス
デバイスへの応用も加速すると期待されます.
そこで本特集では,これら新技術の研究者に,それぞれの最先端のご研究の内容をご執筆頂き,
光電子分光の応用及び学問分野における新しい利用展開について,会員の皆様に広く
知って頂く機会を提供することを提案致します.
新連載企画安全な社会と表面科学
では内閣府,久保康弘氏による『日本の科学技術イノベーション政策について』を,
また談話室
海外研究体験記では,豊田中央研究所,シャヘッド・シェド・モハマッド・フアクルデイン氏による『Step into Nano-world』をお送りします.
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■ 2016年1月1日
新年あけましておめでとうございます.
表面科学会誌編集委員会では,今年も,光電子分光,燃料電池,実用表面分析技術,SiゲッタリングのCCD/CMOSセンサーへの展開,
ソフトナノテクノロジー研究部会関連のアクテビティ,学術講演会など,様々な分野のホットなトピックスに関する特集号を企画しております.
会誌の記事を通して,表面科学に関連する分野の最新の動向を会員の皆様にタイムリーお伝えできるよう,今後さらに努力して参りますので,
宜しくお願い致します.
最後になりましたが,今年一年が,会員に皆様にとりましてさらなる飛躍の年となりますよう,心より祈念いたします.
2016年1月
表面科学編集委員長 平山博之(東京工業大学)
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