■ 巻頭言
■ 特集:走査型プローブ顕微鏡のフロンティア─実用材料表面計測から最新物性問題への挑戦まで─
■ 連載企画
■ 談話室
■ 先端追跡
■ 編集後記
STMの発明から35年ほどの歴史を迎えますが,発展した技術であるSPMとしてもさらなる新しい技術が生まれているようです。今回の特集は,SPMによる最前線の研究をご紹介する内容です。この場を借りまして,編集委員一同から執筆者の皆様に厚く御礼を申し上げます。また,ローラー先生の功績を讃える科学技術賞として創設されたHeinrich Rohrerメダルの2回目の受賞式が,今年のISSS-8学会において行われます。表面科学の新しい発展をめざす受賞者の記念講演も楽しみです。 (佐藤智重)
2016年10月18日に私は日本表面科学会関東支部第4回関東支部セミナー「走査型プローブ顕微鏡のフロンティア」に参加しました。SPMはやはり代表的な表面分析法であり,そして常に我々に新しい表面の世界を文字どおり「見せ」続けていることを改めて実感しました。そこで本特集号を企画し,講師の先生方にご協力をお願い致しました。表面科学の読者への有益な情報となれば幸いです。最後に本特集号の原稿執筆もご快諾いただいた先生方に厚くお礼を申し上げます。 (松田 巌)
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