■ 巻頭言
■ 特集:第36回表面科学学術講演会特集号[II]
(論文)
ラウエ型湾曲結晶分光器による高感度XAFS
脇坂 祐輝,岩崎 裕也,上原 広充,向井 慎吾,城戸 大貴,高草木 達,上村 洋平,和田 敬広,Qiuyi YUAN,関澤 央輝,宇留賀 朋哉,岩澤 康裕,朝倉 清高
Vol. 38, No. 8 (2017) p. 378
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■ 研究紹介
■ 連載企画
■ 談話室
■ 先端追跡
■ 編集後記
来年1月からの日本真空学会誌との合併を前に,日本表面科学会誌としての学術講演会特集は今年が最後となります。一般的な会議録のスタイルではなく座長推薦による研究紹介もしくは発表に基づく原著論文で構成することで,毎年,表面科学の「今」をサンプリングしてきました。合併誌になることでスタイルが変わるかもしれませんし,変わらないかもしれません。ただ,執筆者と読者の双方にとっての「良い形」を目指して進んでおりますので,今後ともご協力を賜りますようお願い申し上げます。 (赤木和人)
地形ブームに乗って再び数値地形データを眺め始めた。20年前は50mメッシュの数値地形データしかなかったが,いまは5mメッシュのデータが入手できる。数十億地点の標高データが日本列島の半分以上をカバーしており,表面の凹凸を詳しく眺めることができる(自宅さえ凸部としてなんとなく特定できる)。コンピュータのデータ処理能力向上により,曖昧模糊としたビッグデータから思いがけない知の果実への変換が加速度的にスピードアップするのだろう。社会的にも,サイエンスにおいても,変革期の到来を感じている。さて,日本表面科学会も日本真空学会との合併による大きな変革を迎える。合同講演会の開催を推進してきた学術講演会委員会と,今回貴重な時間を割いて査読をいただいた先生方に感謝致します。 (眞田則明)
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