2次元結晶シート研究の展望
表面科学 第37巻 第11号 (2016) p. 526 |
グラフェンの接着・剥離
三浦 浩治, 石川 誠, 市川 真也, 佐々木 成朗
Vol. 34 (2013) No. 2 p. 85-88
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■ 巻頭言
■ 特集:2次元結晶シートの先端科学技術
■ 研究紹介
■ 連載企画
■ 談話室
■ 表面科学技術者資格認定試験例題
■ 先端追跡
■ 編集後記
2次元結晶シートの先端科学技術を紹介する本特集号の編集に携わらせていただきました。
半導体デバイス技術においてCMOSを超える(Beyond CMOS)新探求デバイスの新材料として,2次元結晶シートは大変な注目を集めていますが,この可能性を理解する上でも大変充実した内容になっており,また皆様の研究のご参考になれれば幸いです。最後に,ご多忙にもかかわらずご執筆また編集にご協力いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。 (原 紳介)
物質科学では古くから表面特有の状態が存在することが知られており,そして「表面科学」として研究が実施されてきました。最近では表面層それ自身が「2次元結晶シート」という物質群として捉えられ,その物性や機能性,そして技術応用が現在世界中で調べられています。しかしながら報告されてきたものは多種多様であり,さらにそれぞれが日々著しく研究展開しています。そこで,本特集号では最新の「2次元結晶シート」研究を総括的にまとめさせていただきました。会員の皆様には昨今の流れを少しでも愉しんでいただけたら幸いです。(松田 巌)
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