ダニの乾燥変形に対するナノスーツの効果を検証する電子顕微鏡像.A:ナノスーツ無し,B:ナノスーツ有り.ナノスーツは界面活性剤Tween20のプラズマ重合膜.
表面科学 第37巻 第5号 (2016) p. 202 |
ソフトナノテクノロジーのための計測技術
藤井 政俊, 平野 愛弓, 山口 僚太郎, 木村 康男, 庭野 道夫, 杉山 滋, 山内 武志, 吉野 智之, 桑崎 誠剛, 山本 公子, 大谷 敏郎
Vol. 30 (2009) No. 4 p. 219
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■ 巻頭言
■ 特集:ナノデザイン表面に基づく生体機能の再構成
■ 連載企画
■ 談話室
■ 表面科学技術者資格認定試験例題
■ 先端追跡
■ FOCUS on e-JSSNT
■ 編集後記
私が生体膜構成成分を用いて模擬生体膜の物性解析やバイオ分析材料を研究していた頃,バイオインターフェースという新しい言葉に何か躍動感を予感したことを覚えています。それから数年以上を経て,編集委員として本特集号にかかわることになりました。今改めて私が感じるバイオインターフェースとは異分野との連携によるモノづくりです。表面科学だけでなく多くの分野を巻き込み,新しいモノづくりが展開されていて,興味が尽きない研究課題となっています。最後に,本企画のお手伝いをさせて頂き,ありがとうございます。 (島内寿徳)
今月号はソフトナノテクノロジー部会の特集号です。編集後記として,異分野融合について触れたいと思います。異分野融合研究を進めるために重要なのは,自分の知らない分野とその歴史に敬意を払うこと。まずはあるがままを受け入れ,内に感じる違和感を十分に意識し,しかし会話を続けること。過去に留まらず,未来の話をすること。異分野融合研究にも,一つの分野を深く掘り下げていくのと同様の努力と時間が必要と思います。この特集号が表面科学会員の皆様の今後の研究の参考になれば幸いです。 (玉田 薫)
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