4端子法による表面電気伝導測定
表面科学 第36巻 第3号 (2015) p. 104 |
分子ワイヤーの電荷輸送機構
山田 亮1), 田中 彰治2), 夛田 博一1)
Vol. 32 (2011) No. 10 p. 616
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■ 巻頭言
■ 特集:表面電子系のキャリアトランスポート
■ 連載企画
■ 談話室
■ 開催報告
■ 表面科学技術者資格認定試験例題
■ 先端追跡
■ FOCUS on e-JSSNT
■ 編集後記
単原子層膜やトポロジカル絶縁体といった新しい物質や,Dirac電子系,Rashba電子系,2次元超伝導,ヘリカルスピン流などといった興味深い物性探求の流れの中で,表面におけるキャリアトランスポートに関する研究の重要性はますます増し,またその最近の進展には眼を見張るものがあります。お忙しい中,快く本特集号に明快な記事をご寄稿下さった,この分野の第一線で活躍される先生方に心より感謝いたします。
(平山博之)
固体表面は,たとえば非磁性体絶縁体であっても金属的なスピン偏極電子が発現するなど固体内部と異なる二次元電子系となるのみでなく,異種原子を吸着させることで自然界には存在しない二次元電子系を作製することが可能な場でもあります。近年,高効率・低エネルギー消費の次世代デバイスの実現を視野に入れたこのような特異な電子構造を用いた電子輸送の研究の進歩が著しく,興味深い結果が多く報告されています。本特集では,皆様の今後の研究に新しいアイデアをもたらすと期待し,その中でも代表的な成果を紹介させていただきました。
(坂本一之)
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