■ 巻頭言
■ 特集:宇宙と表面科学
■ 談話室
■ 先端追跡
■ FOCUS on e-JSSNT
■ 編集後記
私が子供のころは,宇宙はとても遠い世界であり,SFの世界でしたが,今では日本の宇宙飛行士や技術が活躍し,かなり近くなったように感じます。今回の特集号では「イトカワ」のサンプルの分析にはじまり,宇宙空間を生かした技術や宇宙空間に必要な技術が紹介され,宇宙と表面科学という切り口でとても興味深い論文が満載されています。本特集号を読まれた方は,表面科学と宇宙のつながりを感じていただけると思います。最後になりましたがご執筆の先生方にはお忙しい中,すばらしい論文をいただきました。この場をかりて厚くお礼申し上げます。また,このようなとても興味深く楽しい企画のお手伝いをさせていただきましたことを深く感謝いたします。
(三田村茂宏)
昨年は「はやぶさ」,「イトカワ」といったキーワードがマスコミを賑わし,今年からはアニメ「宇宙兄弟」が放映され,宇宙がさらに身近な存在になりつつあります。特集「宇宙と表面科学」を担当し,如何に多く人が「宇宙」を支えたかを再認識しました。同時に皆さんが「夢」を共有されていると感じました。毛利氏の巻頭言で示唆頂いたように表面研究を新しいスケールで見直し,夢を共有して大きく発展すること,宇宙で表面研究を行う時代が来ることに思いをはせています。最後に執筆をお引受頂きました先生方に改めて御礼申し上げます。
(渡邊佳英)
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