■ 巻頭言
■ 特集:インピーダンス分光法を用いた有機エレクトロニクス解析の新展開
■ 論文
■ 談話室
■ 先端追跡
■ FOCUS on e-JSSNT
■ 編集後記
炭素ベースのデバイスはポストシリコンとして,特に省資源の我が国にとって21世紀の基幹分野であると言っても過言ではなく,デバイスを開発する上で,デバイス界面が関わる電子科学(たとえば,電子伝導,電荷移動,化学反応)が益々重要になってきます。そこで,デバイスの界面で起こる様々な現象を“非破壊”かつ“in situ”で観測・解析できるインピーダンス分光法を取り上げ,第一線で活躍されている研究者に最新研究を紹介していただきました。本特集記事が読者にとって有益になれば幸いです。
(尾上順)
有機エレクトロニクスは,無機系半導体にはないフレキシブル性などから,今後の発展が期待されている分野の一つです。本特集では,「インピーダンス分光法を用いた有機エレクトロニクス解析の新展開」と題して,電荷移動を伴う界面の構造および状態を非破壊で分析できる方法の1つであるインピーダンス分光法による解析を特集しました。読者の皆様に有益で,この分野の今後の研究と実用化の進展に寄与できれば幸いです。
(野平博司)
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