■ 巻頭言
■ 特集:分子エレクトロニクスの最前線:
単一分子技術から超分子ナノエレクトロニクスまで
(研究紹介)
分子ワイヤーの電荷輸送機構
山田 亮,田中彰治,夛田博一
Vol. 32, No. 10 (2011) p. 616
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■ 論文
■ 談話室
■ 先端追跡
■ FOCUS on e-JSSNT
■ 編集後記
東日本大震災の二日前に開催された第69回表面科学研究会
「単一分子の表面科学」を聴講させていただき,
同様の特集号を企画してはどうかと思い,本特集号に至りました。
分子エレクトロニクスの今後のさらなる進展を大いに期待いたします。
ご多忙の中,快く研究紹介を寄稿してくださいました先生方,
また編集でお世話になりました皆様に厚く御礼申し上げます。
(相賀史彦)
今回の企画は3月11日の東日本大震災直後に決まったものです。
つくばでも東北地方に比べれば被害は非常に少ないものの,
それなりの被害が出ました。
しかし今回の震災を乗り越えるだけでなく
日本の発展のためにはやはり次世代の科学技術へのチャレンジこそ大事だと思います。
そういう視点から
分子エレクトロニクスデバイスが将来の社会に役立つことを強く信じています。
(石田敬雄)
本号の編集を通して,分子エレクトロニクス研究の進展には
合成化学からナノ電極作製技術まで,
実に広い範囲の基盤技術の融合が必要であること改めて強く感じました。
本号が分野を超えた研究者間の協力の一助になればとても幸いです。
なお今回,震災後の落ち着かぬ中での記事のご執筆を
先生方にお願いしなければなりませんでした。
ここに厚く御礼申し上げます。
(鈴木 哲)
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