■ 巻頭言
■ 紫綬褒章受章のお祝い記事
■ 特集:表面・界面の機能化による先端医療
(研究紹介)
界面構造から見た人工骨
生駒俊之,田中順三
Vol. 32, No. 9 (2011) p. 545
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■ 論文
■ 談話室
■ 先端追跡
■ FOCUS on e-JSSNT
■ 編集後記
今回は,物理的化学的な手法による
表面・界面の修飾・改質などの機能化による先端医療に関する研究を特集企画した。
表面科学読者にあまり馴染まない専門用語などは注釈を入れていただくなど
執筆の先生方には多忙の中編集委員の要望に根気よく対応していただき,
この場を借りて感謝したい。
この特集号が,読者にとって有益な情報になることを願って止まない。
(尾上 順)
医療デバイスは,生体と接触して使われます。
生体は,生命の最小単位である細胞から組織がつくられ,
複雑なネットワークシステムとして機能を発現します。
医療デバイスの開発には,
この複雑システムである生体に適合した様々な表面・界面の物性制御技術が必要となります。
本特集では,表面・界面制御の視点から先端医療デバイスの開発に携わっている
企業および大学の研究者の皆様に執筆を頂きました。
主にハード材料を扱う「表面科学」の研究分野が,
生体などのソフト材料を扱う界面科学分野へ広がっていくことを期待します。
(高井まどか)
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