■ 巻頭言
■ 第30回表面科学学術講演会特集号 [I]
■ 談話室
■ 先端追跡
■ FOCUS on e-JSSNT
■ 編集後記
東日本大震災という未曾有の災害に対峙する国や関係機関の施策説明に耳を傾けるにつけ,
事実を科学的に正しくかつわかりやすく伝えるためのコミュニケーション能力育成が
今後ますます重要な課題になると感じる向きも多いだろう。
日本人全体のサイエンスリテラシーの底上げが必要なことももちろんだが,
我々は分野や文化の異なる相手に
どうしたら「正確に」かつ「わかりやすく」物事を伝えられるだろうか。
誰もが誤解なく理解できる「科学の言葉遣い」をさらに謙虚に磨いて行かねば,
と編集作業を通して思いを致した。
(中村 淳)
編集を通してあらためて「表面」が関わっている「材料」「現象」「学問分野」の広さに驚かされる。
これからますます「表面」をめぐる研究はその裾野を広げていくことは間違いないだろう。
これからも本誌が広範な「表面」の話題を取り上げていくことを願っている。
ご投稿ただきました皆様,また編集にご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
(武井 孝)
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