■ 巻頭言
■ 特集:ネオバイオミメティクス表面科学
■ 先端追跡
■ FOCUS on e-JSSNT
■ 編集後記
昆虫や植物の表面が持つ特異なナノ・マイクロ構造が有する構造を模倣して
材料に新しい機能をもたせるバイオミメティクスの研究は,1900年代半ばより始まり,
ナノテクノロジー技術の発展とともに進化をとげています。
21世紀に入りバイオミメティクスという概念も一般的に理解され,
多種多様なバイオミメティクス材料が作られてきています。
現状,どこまで人工材料は生物を模倣できるのか?
生物の機能と構造との関係はどこまで理解されているのか?
などという根本的な疑問を知るために,本号では,
特集タイトル「ネオバイオミメティクス表面科学」とし,
生物学,高分子,材料化学,超分子化学,細胞生物学,
表面科学の分野で最先端のバイオミメティクス研究をしている先生方に
最近の研究動向について執筆いただきました。
企画に当たり,東北大学分子原子材料科学高等研究機構・多元物質科学研究所,
下村政嗣教授にご協力いただきましたこと,深く感謝致します。
また,お忙しい中執筆いただきました先生方にも,御礼申し上げます。
(高井まどか)
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