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部会長挨拶

安藤康伸(部会長)

2021年度よりデータ駆動表面科学研究部会の部会長に就任いたしました、産業技術総合研究所 主任研究員の安藤康伸です。データ駆動科学は21世紀の自然科学研究の大きな潮流として今後も大きく発展していくと思われます。そういった背景のもと、表面真空学会の一部会として発足いたしました。

本研究部会は、表面科学に限らず、広く物質・材料データを活用や、実験・合成プロセスの自動化に関する研究者のコミュニティを担っていきたいと考えております。いわゆるマテリアルズ・インフォマティクス(MI)、プロセス・インフォマティクス(PI)という分野は市民権を得てきている一方で、議論できる仲間が近くにいない、学生の発表の場が少ない、などといった声がよく聞かれます。また研究室主催者からはインフォマティクス研究を行いたいが人材が不足している、など人材のマッチングに関する悩みが多く寄せられております。

こういった皆様のニーズに応え「MI/PI を互いに学び情報共有する場」として本部会が機能していきますよう、尽力して参ります。何卒よろしくお願いいたします。

2021年度            
日本表面真空学会          
データ駆動表面科学研究部会     
部会長 安藤康伸(産総研)   
副部会長 小嗣 真人(東京理科大)