主催:日本表面真空学会中部支部 協賛:応用物理学会東海支部、日本物理学会名古屋支部、応用物理学会薄膜・表面物理分科会、電気化学会東海支部、日本化学会東海支部、日本セラミック協会東海支部(依頼予定を含む) |
近年のモバイル機器の利用拡大や電動車両、分散型発電システムの発展に伴い、様々な分野において電池や蓄電機器の重要性が向上しています。電池や蓄電デバイスの性能向上には、材料の探索、反応機構の解明、構造の最適化、充放電作動の制御など様々な分野の技術の集積が必要とされます。特に、構成部材の合成・作製や電池材料表面での反応メカニズムの解明などにおいては、表面科学およびその分析技術が、基礎研究のみならず研究開発や品質評価などでも欠くことの出来ないものとなっています。現在、次世代デバイスの研究開発が活発に行われており、新素材の開発や性能評価に関する研究においても表面科学の知見や分析技術が重要な役割を担うことが期待されています。本シンポジウムでは、 次世代電池・蓄電デバイス開発に向けた研究の最新動向として、その基礎から応用にわたって第一線でご活躍中の講師の方々にご講演いただきます。皆さまのご参加をお待ちしています。
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13:30—13:35 | あいさつ:河原敏男 (支部長、中部大学) |
13:35—14:35 | 「最近の電池電極開発動向−自己形成材料研究と併せて」 園山 範之 先生(名古屋工業大学) |
14:35—15:35 | 「超高速蓄電を可能にする垂直配向グラフェンスーパーキャパシタ」 杉本 渉 先生(信州大学) |
15:35—15:50 | 〜休憩〜 |
15:50—16:50 | 「デンソーの蓄電技術の取り組み」 山田 学 先生(株式会社デンソー) |
16:50—17:50 | 「「二次電池以外」という選択肢:Si 微細加工による量産型コンパクト超電導磁気エネルギー貯蔵デバイスの開発」 元廣 友美 先生(名古屋大学) |
17:50—17:55 | むすび:市村 正也 (副支部長、名古屋工業大学) |