社団法人 日本表面科学会 第60回表面科学研究会

日本表面科学会中部支部 平成20年度中部表面科学シンポジウム

「表面科学における電気化学的手法」

 

主催:日本表面科学会,日本表面科学会中部支部

協賛(依頼中を含む):応用物理学会東海支部,表面技術協会

 顕微鏡観察や薄膜堆積は真空中で行われるのがもっとも一般的です。真空中では、試料を何ものにも触れさせないことで現象の純粋さを保つことができますが、そのことが同時に試料への操作の手段を失わせる結果にもなります。一方、試料を溶液中に置いて測定やプロセスを行う電気化学的手法においては、物理化学現象の純粋さは失われ、より多様で複雑な状況を相手にすることになります。しかし同時に、電気化学的なパラメータを通して試料の状態や反応を制御する可能性もひらけます。また、真空チャンバーの代わりにビーカーを使えばすむので大きな経済的メリットも生まれます。本研究会では、そのような電気化学的手法の特徴を生かした走査プローブ顕微鏡観察、エッチング、薄膜作製について、講師の先生方に講演いただく予定です。

1.開催日時 2009年1月31日(土) 13:00〜17:00

2.場所    名古屋工業大学 講堂会議室 (名古屋市昭和区御器所町)

3.プログラム  

13:00−13:10

 開会あいさつ

  田部道晴 (静岡大学,日本表面科学会中部支部支部長)

13:10−14:00

 「ワイドギャップ半導体の電気化学的平坦化法−触媒基準エッチング法−」

  佐野泰久 (大阪大学大学院工学研究科精密科学・応用物理学専攻)

14:00−14:50

 「光電気化学エッチングによる酸化チタン表面のナノポーラス加工」

  杉浦 隆 (岐阜大学大学院工学研究科環境エネルギーシステム専攻)

    (14:50−15:10 休憩)

    15:10−16:00

 「電気化学走査型プローブ顕微鏡を用いた有機単分子膜の物性探索」

    横田泰之 (理化学研究所川合表面化学研究室)

16:00−16:50

「固体酸化物形燃料電池のヘテロ界面」

須田聖一 (ファインセラミックセンター材料技術研究所)

16:50−17:00

閉会あいさつ

市川 洋 (名古屋工業大学,日本表面科学会中部支部副支部長

 

4.参加費(テキスト代含む,消費税含む;当日会場にて受付)

会員(協賛学会員を含む)2000円,学生1000円,一般4000円

5.申込方法

参加定員100名

参加予約方法
   (5-1)ONLINE申し込みの推奨
   (5-2)官製はがき,FAXないしE−mailを使用し、次の項目を記入し、下記の申込先へお申込みください.
        
     締切り:1月23日(土)

1)第60回表面科学研究会
2)氏名(ふりがな)
3)連絡先(勤務先または自宅住所,TEL,FAX,E−mail)
4)参加区分(会員(協賛学会員を含む),学生,一般)

注)お申し込みに際しご記載いただきました連絡先は、(社)日本表面科学会が主催する本件以外のセミナー・講演会などのご案内にも使用させていただく場合がございます.ご案内がご不要な方はお手数ですがその旨お申し出下さい.

6.申込先

池田浩也 (日本表面科学会中部支部事務局)
静岡大学電子工学研究所
432-8011 浜松市中区城北3-5-1
FAX:053-478-1317, E-mail:ikeda@  (@以下はrie.shizuoka.ac.jp)

7.会場案内

名古屋工業大学 名古屋市昭和区御器所町、http://www.nitech.ac.jp/

JR中央線「鶴舞」駅または地下鉄 鶴舞線「鶴舞」駅 下車 徒歩5〜10分

講堂会議室 (正門を入ってすぐ右手の建物の二階)


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