主催:日本表面科学会中部支部 後援:応用物理学会東海支部(予定)、日本真空学会東海支部(予定) |
日本表面科学中部支部では、毎年、市民講座 やさしい表面科学 を開催しています。今年はカメラをテーマにして開催します。 私たちの身の回りには様々なカメラがあります。 私たちが家庭で使うカメラはフィルムのカメラからデジカメに変わりました。 街の中には防犯カメラがあり、検診では胃カメラのお世話になります。 最近では、空港などで透視して危険物を発見するカメラも活躍しています。 表面科学はそのような種々のカメラ技術で重要な役割を果たしています。 この講座では、今は使われなくなった昔のカメラから最新のカメラまで、色々なカメラの仕組みを知っていただき、未来のカメラについて夢を描きたいと思います。 また、撮影テクニックミニ講座も行います。カメラの原理を知ってシャッターを押すと、今までとは違った気分が味わえるかもしれません。
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13:30—13:40 | あいさつ:堀尾 吉已 (支部長、大同大学) |
13:40—14:10 | 「湿版写真:江戸時代の写真技術」 後藤 敬典 (名古屋工業大学名誉教授) |
14:10—14:25 | 「デジタルカメラの仕組み」 市村 正也 (名古屋工業大学 電気機械工学専攻) |
14:25—14:55 | 湿版写真の撮影と現像 |
14:55—15:10 | 〜休憩〜 |
15:10—15:50 | 「胃カメラってどんなもの?/診る・撮るだけではないカメラ」 岡崎 次生 (オリンパス株式会社 医療第1開発本部) |
15:50—16:30 | 「服の下の不審物を発見!ミリ波カメラの原理と応用」 武田 政宗 (マスプロ電工株式会社 開発部) |
16:30—16:45 | 「人間の目、カメラの目〜見たままを写す写真術」 中原 仁(名古屋大学 工学研究科量子工学専攻) |
16:45—16:50 | むすび:市村 正也 (副支部長、名古屋工業大学) |